| JKSKでは、毎月スピーカーを招き、会員とゲストの交流会を開催しています。JKSKの活動報告として、6月にNPO法人かものはしプロジェクト代表理事の村田早耶香さんをお招きした交流会の様子をご紹介します。 |
●JKSK会員とゲストの交流会 6月
講 師:NPO法人かものはしプロジェクト代表理事 村田 早耶香さん
テーマ:「カンボジアで児童買春と戦うソーシアルベンチャー~若者達の挑戦~」
村田さんは、学生時代から国際協力に関心があったが、1997年ノーベル平和賞ジョディウイリアムス 氏に出会ったことと、学生時代のツアーでカンボジアの児童買春と貧困を知ったことが、このプロ
ジェクトを始めたきっかけであったという。
大学時代に既にNPO法人を立ち上げて、カンボジアの子供達に職業訓練として自立して働いてもら
おうとパソコン教室を開設した。1981年生まれの若干24歳、日経のWomen of The Year にも選ば
れている若き美しいニューリーダーである。
“子供達が未来に希望を持って生まれてくるような世界を創りたい、そして「かものはし」が日本と
カンボジアの「かけはし」になりたい“ というのが、村田さんの夢である。現在、かものはしプロジェクトのカンボジャ駐在員である、大窪玲子さんもサロンに駆けつけて一
緒に話に加わって下さった。
以下、問題解決にはあまりにも深い驚くべきお話の概要は、
- 児童買春の原因は貧困である。貧困ゆえに、子供を売るか一家の働き手として家族を支えなくてはならない現実がある。
- 多くの子供がHIVに感染している。5歳の子供も買春の対象になっているという。
- 警察も宿からワイロをもらって繋がっているような状況で、なかなか厳しく摘発できない。
- 客はどういう人達が買っているのか?カンボジャ人が多いが、子供でないと性欲が沸かないという人々が、ネットワークを持っていて世界中からカンボジアに集まってくるという。
- 国際的なNGO活動は、身体を壊したりいろいろな事情で、3年以上続けるのが困難な状況であるという。「かものはし」も今年で4年目、正念場である。
- NPO法人かものはしの現状は、個人会員140名、企業20社というところだが、より多くの企業の協力が欲しいとのこと。今、NECのサポートが大きいという。
- 2年間パソコン教室を開設しているが、カンボジャの絹織物の女性用着物のグラフィックデザインに参加するなど広がりをみせてきている。
それにしても日本の若くて素敵な女性達を、このように駆り立てているものは何なのだろうか。言葉も事情も異なる外国で、このような深刻な問題に躊躇せず、先ず「始めた」という実行力は何だろう。男達は何をしているのだろうか? 考えてしまう。
村田さん達の、今の切なる希望は、少しでも多くの日本の人達(企業も個人も)にこの現状を知ってもらい、日本の力をカンボジャに持って行きたいことだという。このサロンが、そういう意味で、少しでも役に立つことが出来ればと思う。
今日もマスコミの仲間が何名か参加しており、村田さんを囲んで輪が広がっていった。 |