| JKSKでは毎月スピーカーを招き、会員とゲストの交流会を開催しています。JKSKの活動報告として、2月にレガシーメモアールズ・六本木センター代表、NPO法人GEWEL副代表理事、NPO法人JKSK理事・佐渡アンさんをお招きした交流会の様子をご紹介します。 |
●JKSK会員とゲストの交流会 2月
講 師: レガシーメモアールズ・六本木センター代表、
NPO法人GEWEL副代表理事、NPO法人JKSK理事・佐渡アンさん
テーマ:「どこかおかしいこの社会~日米両社会を知り尽くした日系三世の目から~」
今日の講師は、GEWELの副代表であり、JKSK理事でもある佐渡アンさん。佐渡さんは、お父さんは日系2世・お母さんは日本人、という日系3世アメリカ人で、日本の社会に新風を吹き込んでくれている。日米両方の社会を知り尽くしている日系3世の目から見た“何かおかしい日本の社会”について語ってもらった。
話に入る前に、佐渡さんは、 “21世紀は3Fである、それは Female (女性)、Feeling(直観力)、Fantasy(創造性) であり、これは女性がもっと大胆に活躍しなければいけないというメッセージ”だと、尊敬する韓国の友人の言葉として説明した。
日系2世の父は、Double Minority(二重のマイノリティ)として、戦時中アメリカで収容所へ入れられるなど、日米ともに苦労した。日本でも、国際結婚第一号の子供として、佐渡さんは病院、JR、役所などどこへ行っても、日本人の顔をしながら日本語が読めなかった時によく怒られたという。
世界のStandard(スタンダード)からみたら、日本はおかしい点が多い。
まず、何か問題が起こった時の反応として、「仕方がない」、「常識だ」、「本音を言わない」、「新しい見方をしない」、「腹芸」、「全て clear(クリアー)でない」、「議論が出来ない」・・・・・・
また、女性というresources(リソース:資源)を何故もっと活用しないのか。不思議で残念だ。
歌舞伎や日本芸道の世界は家元制度なので、たとえ実力がなくても周りの皆で盛り立てていっているのが、これは真に日本的な特徴と言える。ビジネスの世界では、今まで女性を重要視することは殆どなかったといわざるを得ないが、これからは才能ガあってリーダーシップが取れる者が、組織をリードするように見直しが必要と感じている。
家庭における母の存在が非常に大切だと思っている。日本では母親が何故もっと子供にTPOを教えないのか、もっとETHICS(倫理感)・公衆道徳・を教え込まないのか不思議だという。佐渡さんはこれらをお母さんから厳しく叩き込まれた。また、佐渡さん自身リーボックの本部長をやって共稼ぎをしていたが、息子さんが難しい時期で勉強をしなければならない時には、会社を辞めて夜中まで息子に付き合ったという。日本に溶け込み・理解しようといろいろ努力をした。母と女性三人で画廊をやったりもした。
日本において、いわゆる活躍している女性は、前例(ロールモデル)が無いからかもしれないが皆男性の真似をしている。例えば商工会議所などの会議では誰もなにも発言しない。アメリカでは、いやなことでも何でも言い合うというところが大きな違いだという。
これから現役を引退する人たちが増えていくが、夫婦で話すことがないらしいと聞いた。日本には、恋愛関係の中年夫婦が居ないような気がする。年を取ったら、夫婦はもっと熱く語り合った方が良い。人身売買の受入れ国の第一は南米で、二番目が日本だという悲しい現実がある。
最後に、女性に喩えた世界平和を象徴した私の大好きな歌を紹介してくださった。
花よ 香れや 美しく
命たたえて 咲き香れ
花の 咲かない 国あらじ
花の 咲かない 国あらじ
今日の理事長の手造りおつまみのテーマは、「アメリカ人も楽しんでくれる日本の味、アメリカの味も」。
春の足音が聞こえてくる雰囲気を感じて、「菜の花かにちらし」、万民が愛すると言われる「カレー」、アメリカ人も楽しんでくれる「一口ハンバーグ・たれと共に」、BLT(40年前に初めてアメリカの地で味わったベーコン、レタス、トマトの典型的なサンドイッチ)など24種でした。
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