| JKSKでは毎月スピーカーを招き、会員とゲストの交流会を開催しています。11月の交流会は、山種美術館 名誉館長の山崎富治さんをお招きし、お話をうかがいました。 |
●JKSK会員とゲストの交流会 11月
講 師:山崎富治さん
テーマ:「絵の楽しみ」
今日の講師は、山種美術館名誉館長の 山崎富治さん。山崎さんは、山種証券の経営に長く携わり、「ほうれんそう」(報告・連絡・相談)の実行が会社を強くするということを最初に言い出された。
本日の理事長の料理の中に、美味しい「とん汁」があったことから、昔を思い出して子供の頃の話から始められた。小学4年生の時に、近所に住んで居られた東郷平八郎元帥にお話しを聞き、軍人になろうと思い府立4中に入り勉強したという。子供の教育は5~15歳が大事な時で、これで決まるというのが山崎さんの持論である。
昭和9年小学3年の時に、米問屋をやっていた父が株式相場で大儲けをして、大家屋を建てた。父が43歳の時に、麹町に自宅、茅場町に事務所、熱海に別荘と一度に作ったという。事務所の自動オーティスエレヴェーターは日本で始めてだったという。
昭和23年に東京商科大学(現一橋大学)を卒業し、City Bank支店に入社したが、日本人差別を身に沁みたという。コカコーラが実に美味しかったことが印象に残っている。
さて、父は絵のコレクションが趣味であったが、最初は古いニセ物に随分だまされていたようである。
それから得た教訓で、絵は画家に直接画いて貰うということだったという。「横山大観」、
「小林古径」、「奥村土牛」といった人に直接画いてもらっていた。新築した家には、5つの日本間があり、そこにそういう絵を飾っていた。
富治さんは、父の付き合っていない画家の関係を敢えて選んで、矢張り直接画いてもらっているものが500点程溜まっている。親しい画家は、「横山操」、「加山又造」、「平山郁夫」で、山崎さんも含めて4名で「四方山会」を作っていたという。横山操の「赤い富士」は、父は最初駄目だと言っていたが、父とは別の視点を持ったことが良かったと思っている。
今の山種美術館は仮屋で、来年10月以降に恵比寿で300坪の新しい美術館を会館するとのこと。
最後に、美術館での上手に絵を鑑賞するアドヴァイスがあった;
1)先ずざっと見る、2)心に残ったものを、2~3回見直す、3)画家の名前を覚えておく。更に、自分の好きな色・好きな絵を探すこと。気に入った絵があればそれを自分が美術館に預けてあると思えば良い。
後は、現在の時節柄、株式市況の暴落にどのような対応をしていけばよいかという、現実的な質疑が盛んであった。
本日の理事長の手造りおつまみのテーマは、「兎に角ご飯を頂きましょう」。米屋の息子として生まれた山崎講師の縁の深いお米屋さんから、今回新米を届けて下さった。山崎講師の大好物だという「海老ピラフ」「蟹ピラフ」をはじめ、酢豚、山菜ちらし寿司、豚汁、青椒肉糸、
茹でポーク、焼き豚、豚肉バラ肉とピーマンの甘辛味噌炒め、野菜のうま煮などなど31種。
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(文責 JKSK事務局)
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