講師は、“世界が直面する危機は、経済危機でも金融危機でもなく地球規模の文明危機である”と訴えている村田光平さん。長らく外務省のトップの一人として、世界のいろいろな文明と接して来られた結論は、“今こそ力の父性文明から和の母性文明への転換が必要である”と説かれている。
「自然を統御し支配する」という17世紀以来の科学文明は、人類を破局に向かわせる「力の文明」であり、理性至上主義の父性原理に基づくものである。今やこれを、命の継承を至上の価値とする母性原理に基づく「いのちの文明」へ転換すべき時であり、その発信を日本から行うべきという。
父性の文明は力の対立であり、それは必ず悲劇の結末となる。人類と地球を守るというのは「天地の摂理」であり、天は父・地は母である。いろいろな現象を父(Paternal Culture)と母(Maternal Culture)に分けることが出来、理解しやすいとして、村田さんは例えば次のような分類をされている;
| <父性文化> | <母性文化> |
| 直進 | 循環 |
| 自己中心 | 連帯 |
| 競争 | 調和 |
| 自然征服 | 共生 |
| 原子力エネルギー | 自然エネルギー |
| 神 | 生命 |
| 絶対主義 | 相対主義 |
そういう中にあって、日本人が古来大切にしてきた例えば「縄文文化」、「神道」、「八百万の神」「自然と共に生きる」「和をもって尊し」等の観念は母性的なものであり、今こそ地球平和の為に日本人はその意味を自信をもって世界に発信していくべき時であると村田さんは力説されている。
女性の活力をもっと活用すべきであるとするJKSKの目指しているVISIONと合致するものであり、日本の内外を問わず、この重要なテーマについて多くの人々と議論をシェアし、「人類滅亡」に警鐘を鳴らし続けていくべきではないかと活発な意見交換が行われた。
理事長の手料理のテーマは、「1つで結構ですので、外国のお料理をいれていただけたら・・・」という非常に控えめの講師のご意向を受けて・・・・New England, China,Korea,Italian,Frenchなどをとりまぜて・・・38種のお料理に加えて、中川惇会員から「日本酒 特別純米酒(季節限定 生詰原酒)豊の秋 あきの香 ひやおろし」を、石畑孝子会員からは、「SOIGNON Fromage de chevre, Ash」(仏)、「Bergkrauterrebell with fresh herbs」(独)、
*事務局の被災地物産販売は「岩手県コーナーの産物(4,500円)」
(文責 JKSK事務局)