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読者の声

JKSKの新会員になって

阿部博美
オフィスパス( http://www.officepaz.com/)

皆さま初めまして。福岡在住の阿部博美と申します。
このたび、新規に会員として参加させていただくことになりました。なかなか皆さんとお目にかかるチャンスもないだろうということで、このような自己紹介の機会をいただき、本当にありがとうございます。

JKSKの存在を知ったのは、日経ビジネスオンラインの木全理事長を取材した記事を拝見したことがきっかけです。「変えよう、男の働き方」という記事です。『お互いに眠れる能力を生かして、バランスよく生き生きと、男女が一緒にやっていけたら、本当に素敵なのではないでしょうか。』というラストの言葉が、私の心に大きく響きました。日ごろから「女性の能力をもっと生かして」と言っている私なのですが、「男性の家庭人としての能力も生かそう」という一歩進んだ考えに、とても感銘を受けました。記事自体は昨年夏のものなのですが、私が目にしたのは今年の5月。どこかのサイトからのリンクでたどり着き、何かに突き動かされるようにすぐにコンタクトを取り入会に至りました。(猪突猛進型なんです・笑)

私は現在、広島に本社がある株式会社ハー・ストーリィ(http://www.herstory.co.jp/)という会社に所属しています。企業に主婦の声を届けるとともに、主婦に社会参加の場を提供しています。その中で、企業に対し、男女の脳の違いからくる行動の違いを軸とした、女性視点マーケティングや女性戦力化手法などについてのセミナーや情報発信もしています。そこでは「男女の違いを認め合い、お互いに補完し合えばさらによくなるんじゃないか。だから女性の能力を取り入れよう」と訴えています。

元々私は、大卒後約15年間人材派遣業界にいました。そこでいつも感じていた2つの大きな疑問が、今の仕事をすることに繋がっています。

私がいたのはマスコミ専門の派遣会社で、大変優秀な派遣スタッフに恵まれていました。その多くは20代後半から30代前半の、誰もが知っているような有名企業をいとも簡単に辞めて来た人たちでした。福岡は支店経済都市ですから、有名企業といってもほとんどが営業拠点です。そこでの女性の仕事はほとんどが男性の補佐的仕事です。「このままいても未来が見えない」「もっと遣り甲斐のある仕事がしたい」と、優秀な女性たちが次々と会社を辞めて登録にやってくるのです。企業にとって、こんなに優秀な女性たちの能力をなぜ生かせないのか、大きな損失ではないかといつも感じていました。

もうひとつの疑問は、主婦が敬遠される現実です。優秀だった派遣スタッフが、結婚し子供を産んで再度登録に来ることがよくありました。多少のブランクはあっても、優秀さは折り紙つきですから、自信を持って派遣先に紹介するのですが、主婦というだけで採用されないのです。土地柄多い転勤族の奥様にも優秀な人が多いのですが、やはり同じ理由で採用に至らないことが多々ありました。最近でこそ「主婦の活用」などと言われるようになりましたが、それでもまだまだ単純労働のパートが主であり、「活用」とはほど遠いのが現実です。

そんなことから、企業はもっと女性、特に主婦を活用していいのではないかと考えるようになりました。しかも、モノ余り時代の今、女性の意見を取り入れることは企業の発展にも役立つと考えています。

もうひとつ、私の考えに大きく影響をしているのが、母親の死と不妊です。20代で母親を亡くした私は、命の尊さとそれを後世に繋ぐ使命のようなものを強く感じていました。ところが、結婚しても残念ながら子供を授かることはできなかったのです。治療も様々試みたところで諦めた私は、私の代わりに子育てをしてくれている人たちのサポートにまわろうという考えに至りました。それが私に与えられた使命なのかなと思っています。

健全な子供を育ててもらうためにも、母親たちがイキイキとすることが大切です。家庭に引きこもり、狭い視野でしか物事を見ることができない母親たちを外へ引っ張り出し、精神的にも経済的にも自立できるためにサポートができないだろうか。そのために自分に何ができるのか、まだまだ模索している最中です。JKSKの活動を通して、何か新しい発見やヒントが得られればと思っています。実はこの秋、株式会社ハー・ストーリィから独立し、フリーとして活動することにしています。個人で自由に動き回りながら、今後自分が進むべき道を探っていこうと考えています。諸先輩方の活動や発言なども参考にさせていただきながら、色々学んでいきたいと思っていますので、どうぞご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、福岡在住で定例会への参加などが難しい私のために、先日わざわざ、個別にお会いする機会を設けてくださいました、木全理事長と清水事務局長に深く感謝いたします。お忙しい中本当にありがとうございました。

引き続き、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2008年9月

 

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