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2001年12月、女子教育奨励会は立ち上がりました。めざすのは、日本を変えるべく、強いリーダーシップをもって行動する女性の育成と支援。女性も、男性も。志を同じくする、人たちへの私たちからのメッセージです。


JKSKの紹介 歩んできた道 5年間を振り返って

2001年12月、「破綻に瀕した日本の再生は、今まで活用されなかった女性の本格的な活用にある」 を旗印に、22名のメンバーが小田原に集まってブレインストーミングを行い、発起人会を行ったのが、JKSK―女子教育奨励会のスタートであった。

「女子教育奨励会」は明治時代に“女性の社会参加と国際化”の為に官民一体となって設立された「女子教育奨励会」を、21世紀版として再発起したものである。明治の「女子教育奨励会」が第一の事業として作った学校という経緯もあり、事務所は「東京女学館」の中に置いて出発した。
今後の更なる発展の為に、今まで試行錯誤ながらJKSKの歩んできた5年間の軌跡・軸足を、皆様のご参考までに簡単に振り返ってみたい

2002年

JKSKは3月に設立総会、4月ウエブ上の活動を開始した。女性の社会活用には女性のリーダーシップの育成が不可欠であるとして、定款にもそれを第一義とした。同年8月にNPO法人の認証を得た。NPO法人女子教育奨励会(JKSK)―女性の活力を社会の活力に―が正式名称である。
東京女学館の提携先であるアメリカの Pine Manor Collegeの Ms. Nemerowitz 学長が「女性のリーダーシップ」に関する権威であり、彼女を招いて東京女学館小学校でリーダーシップ育成のモデル 授業を推進したが、単なるリーダーシップではなく、「インクルーシヴリーダーシップ」が必要であることも学んだ。
当面の柱であるウエブ上のHP運営活動には、主なメンバーによる「Web Committee」を結成し て行った。

2003年

「 “女性の活力を社会の活力に“といっても、どうすればよいのか?」という経営者、中間管理職、女性自身が多いなか、具体的な提言をひろく社会にもとめることを目的に、「−女性の活力を社会の活力に− 私の提言コンテスト」を主催、国内外・老若男女から74の応募作品を得て、外部専門家を含めた審査委員と共に10作品を選考し、12月に授賞式を行った。入賞作品の作者はもとより、審査委員の方々全員からひとことメッセージをいただいた。多くの作品の中にたくさんの提言、課題・ヒントが埋もれており、コンテストを行っている時よりも終わってからの活用次第で、どんどんテーマ・課題が広がり、大変勉強になった。ここで提言された内容から得た様々なヒントは、翌年以降のJKSK活動の素地となったとも言える。

2004年

3名でスタートした理事を合計6名とし運営の体制を充実すると同時に、幾つかの新しい活動を始めた。
1)6月から、会員とゲストの定例交流会(愛称:JKSKサロン)を始めた。毎月第三水曜日(8月と12月は除く)に、講師を招いて15分の講演(問題提起)と意見交換を行っているが、ビール、ワインなどの飲み物と共に、毎月テーマを決めての理事長の手料理も会員、ゲストの楽しみの一つになっている。
2)10月からは、ゴールドマン・サックス証券会社に始まり、日本IBM(株)、(株)新生銀行、(株)ベネッセコーポレーションと女性の活力を組織の活力として取り入れている、入れようとしている先進企業のトップのインタヴューを行い、ウエブ上に発表を始めた。
3)また、11月からは、女性の目線でこの国の国家戦略を考えてみようと「国家戦略研究会」を始めた。自民党、民主党を中心に、政策を真剣に考え、取り組んでいる政治家を1人招き、JKSK会員(5〜6人)と、真剣な政策討議、意見交換をおこない、国民として、生活者として、人口の半分の女性として積極的な提言を行うというものである。

2005年

NPO法人CSRフォーラムとの共催、NPO法人GEWELなどとの協賛で「競争力ある組織へ−CSRとしてのDiversity−女性の活力を組織の活力に」シンポジウムを2月に開催、大きな反響を呼んだ。女性の活用について抜本的な改革を鮮明にした日産自動車のカルロスゴーン社長に基調講演をお願いし、ビジネス界の一流の経営者達の間で、ホットなパネルデイスカッションを行ってもらった。目的、問題認識を同じくする企業・NPOなどと連携して事業を行うことの素晴らしさを学び、その後の活動に生かしていくことが出来たことは大きな収穫であった。
このシンポジウムに於けるカルロスゴーン氏の基調講演と質疑応答を小冊子に纏め「JKSK Booklet」Vol.1として発刊した。と同時に「女性の活力を組織の活力に活用している先進企業5社(上記4社と日産自動車)」の企業トップインタヴューも「JKSK Booklet」シリーズ、Vol.2として小冊子の発行を行った。
このシンポジウムのフォローアップ活動の一環として、NPO法人GEWELが中心になり、シンポジウム参加企業から希望者を募り、「Diversity推進研究会」を発足し、合計6回の「Diversity 推進研究会」を開催した。
更に、5月には、今の日本社会・企業にとって重要なテーマである “働き方を考え直そう”という問題認識の中で、近い将来、本テーマについてのシンポジウムの開催を念頭において「Work & Life Balance研究会」を発足した。
ホームページ上で、JKSK理事・監事が交代で「JKSKからのメッセージ」を発信することにした。

2006年

5月、NPO法人GEWEL、NPO法人CSRフォーラムとの共催、国際交流基金日米センターの助成、多くの企業の後援、協賛、賛助を得て、歴史的な背景は異なるとはいえ、Diversityへの取組に20年の歴史を持つアメリカの専門家を招き「Diversity 推進シンポジウム2006」を開催した。日本で初めて「Diversity」を正式に取り上げたものとして、関係者に評価された。Diversityとは、正確には「Diversity & Inclusion」であるべきということも判ってきた。その後、NPO法人GEWELを中心に積極的なフォローアップ活動が展開されている。
5月末の通常総会で、活動を通じて志を同じくした新しい理事2名が更に役員として参加して、輪が一段と広くなった。
昨年に続いて、今年は「Diversity推進先進企業」のトップインタヴューを行った。日本ゼネラル・エレクトリック(株)と伊藤忠商事(株)の2社のインタヴューは「JKSK Booklet」シリーズVol.3として小冊子を発行した。
また、11月からは、ロスアンジェルス在住の建部博子さん(JKSK会員)の新しいコーナーを設けて、アメリカに於ける最新の関連情報を随時報告してもらうことにした。なお、建部さんはGEWELの姉妹組織として、「GOLD」(Global Organization for Leadership and Diversity)をロスアンジェルスにて発足させ、JKSKとも一段と連携を深めていくことが期待される。

更に2007年秋には、前記「Work & Life Balance 研究会」活動の一つの集約として、更に多くの組織と連携して、今までの「日本人の働き方・慣習」を再検討してみることが不可欠であるとし、「男性の働き方を変える〜Work & Life Balance〜」(仮題)シンポジウムを開催したい予定している。

このように、JKSKは目指しているものは設立以来変わらずとも、そこから発する多様なテーマを取り上げ、各方面に投げかけ、問題解決のために積極的に提案、提言を発信している。

「男一色でホモソーシャル傾向の強い日本」「男性のみがつるんで女性を蔑ろにしている野蛮国」などと国際社会の中で嘲笑されている日本から、一日も早く脱皮し、アジア諸国を始め世界の人々、国々から心から慕われ、尊敬され、期待される日本になるために今後とも活動を展開していきたいと思っています。私どもの活動に関連して、ご要望・ご批判など忌憚のないご意見をお待ちしてます。どうかよろしくお願い致します。

NPO法人女子教育奨励会(JKSK)
事務局
2006年10月

NPO法人女子教育奨励会役員
(2008年8月現在)

名誉顧問 渋澤雅英 SHIBUSAWA Masahide
理事(理事長) 木全ミツ KIMATA Mitsu
理事(事務局長) 清水敬允 SHIMIZU Hirochika
理事 川戸惠子 KAWADO Keiko
理事 棚沢青路 TANASAWA Aoji
理事 堀井紀壬子 HORII Kimiko
理事 佐渡アン SADO ann
理事 阪本正彦 SAKAMOTO Masahiko
理事 石畑孝子 ISHIWATA Takako
監事 志賀こず江 SHIGA Kozue
監事 村田由美子 MURATA Yumiko

(アルファベット順)

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2004年6月 ごあいさつ
2002年4月 設立にあたり〜岐路に立つ日本、岐路に立つ私たち


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