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環境問題、飢餓・貧困、戦争など世界中には解決が困難な社会問題が山積しています。でも、一人の市民あるいはNPO・NGOの行動が、良い方向へ変革する(make a differense)ことができることも事実です。持続可能(sastainable)な社会をめざして、国内外で行動する人・活動をお伝えいたします。

暑い夏に考える、地球温暖化のこと

大和田順子

毎日、暑いですね。昨年も猛暑でしたが、今年もやっぱり暑い。そういえば、春には桜の開花が1か月近くも早くなって、大慌てでお花見に行きましたね。猛暑が続いたり、スコールのような激しい雨が降ったりと、確か日本は温帯気候だったはずなのに、すっかり熱帯気候のようです。新聞やテレビで南極の氷が溶けて、巨大氷河がいくつもできているとか、水面が上昇して避難勧告が出された南の島のニュースなど、地球全体でも大変なことが起きているようです。

そこで、どうしてこんなことが起きているのかちょっと調べてみました。それによると、こうしたことはいずれも「地球温暖化」が進んでいるからだそうです。そういえば新聞やテレビでも「地球温暖化」という言葉よく見かけるようになりました。その地球温暖化の主な原因は温室効果ガスで、特に二酸化炭素(CO2)が問題だということです。

でもそういうことは火力発電所や工場、輸送トラックなどが引き起こしているのだろうと思っていませんか?ところが、私たちの毎日の生活も沢山のCO2を出しているのです。ちなみに日本の平均的な世帯では、年間に約3.4t(*1)のCO2を出しています。年間で3.4tといわれてもピンと来ませんが、携帯電話の充電や自動車の運転、テレビを見ることも、みんなCO2を出すことにつながって、そういえば自宅の電気代今月も20,000円を超えていました・・・

どうすればCO2の排出量を減らせるのでしょうか。環境省や省エネルギーセンターから家庭でできることについて書かれたパンフレットがいくつか出されています。電球を白熱灯から蛍光灯に変える、夜寝る際には魔法瓶や炊飯器の保温を切る、電気製品の主電源を切る、さっそく今日から始められそうです。CO2も減るし、電気代も減って家計も大助かりです。浮いた分でおいしいものを食べに行けますね。

インターネットで調べていたら、イギリスにCO2をゼロにしてしまう会社があることを発見しました。フューチャー・フォレストという会社は、企業や個人が出しているCO2を差引きゼロにする活動を1997年から行っているそうです。ちなみにイギリスの一般的な家庭では、年間で平均約6tのCO2を出すので、それを相殺するには8本の木を植えればよいそうで、60ポンドでこの活動に参加できます。すでに5万人以上の個人がこの活動に参加していて、ミュージシャンのスティングやカイリー・ミノーグなどもこの活動のサポーターとのこと。日本でもこんな活動が始まればぜひ参加したいですね。

フューチャー・フォレスト ホームページ(英語)
http://www.futureforests.com/

日本で導入している企業のホームページ
http://www.homeo-live.com/shop/harajuku/futureforest/index_2.html

省エネルギーセンター 「家庭の省エネ大事典」
http://www.eccj.or.jp/dict/index.html

* 1:平成11年度の民生(家庭)での二酸化炭素の年間排出量は159百万トン(平成14年度「環境白書」より)を平成12年度の一般世帯数4678万世帯(平成12年度「国勢調査」より)で割って算出。



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